入学おめでとう応援隊
子どもたちのピカピカの笑顔を守るために ♪
2004年 夏休みキャンペーン
「もしもあなたがそこにいたら?」 @池袋のご案内
関心のあるすべての皆さんへ 当日参加のお願い
夏休みキャンペーン「もしもあなたがそこにいたら?」 @池袋★
7.26『朝鮮学校に通う子どもたちに、励ましの言葉を!』
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☆ アピール「誰もが安心して過ごせる社会に!」にぜひ参加を!☆
■実施概要 日時: 7月26日(月) 17:00より
○場所 池袋・東京芸術劇場前(JR山手線 池袋駅西口 徒歩3分 西池袋公園内)
○内容 国際協力分野のNPO関係者たちを中心に結成し活動中の「朝鮮学校入
学おめでとう応援隊」が、夏休みキャンペーンとして「もしもあなたがそこにいたら
?」と問いかけるチラシを配布し、「朝鮮学校に通う子どもたちに励ましの言葉を送
ろう!」と呼びかけます。
○主催 朝鮮学校入学おめでとう応援隊
http://omedetou.npgo.jp/
■子どもたちへの暴力事件が相次いでいます
池袋を通る東京メトロ「有楽町線」の車内で、座席にすわって教科書を読んでいた
男子中学生が30歳くらいの男にいきなり顔面を殴られる、という事件がありました。
また、4月には都内で高校1年の女子生徒2人が、JRの電車内で制服(チマ・チョゴ
リ)をカッターナイフのようなもので切られたり、駅の階段で突き落とされたりする
事件もあったそうです(2004年6月29日付「朝日新聞」など)。
その時、まわりにいた大人たちは、誰も助けようとしなかったそうです。
被害にあった子どもたちは、都内の朝鮮学校に通う、在日コリアンでした。男は、
「朝鮮人は死ね!」と言って逃げたそうです。朝鮮民主主義人民共和国による「拉
致」の事実が明らかになってから、朝鮮学校やそこに通う子どもたちに対する脅迫や
嫌がらせ、暴力が相次いでいます。子どもたちは不安を抱えて通学する中で、このよ
うな暴力にあいました。
■子どもたちが安心して自由に学べる環境を作るのは、大人の責任では?
私たちは「誰でもが安心して過ごせる社会」を目指すものとして、このような事件を
大変残念に思います。通っている学校が朝鮮学校であるか否かと別に、子どもたちが
安心して学校に通い、自由に勉強できる環境づくりは誰にとっても大切ではないで
しょうか?民族や国籍、文化の違いを超えて、誰もが自由に楽しく、希望に満ちた学
校生活を送れることは大人の責任でもあるのです。
また、子どもたちを殴った男が許せないのは、言うまでもありませんが、私たちが悲
しいと思うのは、周りにいた大人たちが、誰一人として子どもたちを守ろうとしな
かったことです。もしもその子があなたの子どもだったら、きょうだいだったら、友
達だったら……。
次に同じようなことが起きた時、もしも、あなたがそこにいたら、どうしますか?
■子どもたちが誇りを持って生活できるような社会を!
「拉致」の問題は、今、政府間の交渉で解決への道が話し合われています。今回暴力
をふるわれた子どもたちは「拉致」があったその時代に生まれてもいませんでした。
在日コリアンは日本の植民地支配の被害者の子孫たちです。
私たちは在日コリアンをはじめとする外国籍の子どもたちが誇りを持って生活でき、
それぞれの文化や習慣について理解し合い、共に支えあって生きていける社会こそ、
誰にとっても安心して過ごせるものと確信します。
■お問い合わせ 090- -